見て参りました。 大阪に用事があったので、行ったことのない映画館で。 梅田ブルク7となんばパークスシネマ(要するに2回見たw) 水曜が休みじゃなくなったので出費が痛いぜ。 びっくりしたのは平日だったのに観客がいたことなんですよ。 梅田は月曜の夕方で、女友達同士もしくはカップルが多かったけど子ども連れもいて40人ほど。 なんばは火曜の昼で、子ども連れの比率が上がって50人ほど。 レディースデーでもないのに。 なんばではパンフをはじめグッズ全滅だった。 あらためて思う電王人気。 (キバ目当ての客も多いだろうけど敢えての発言)
さて、前振りはナシで感想いかせていただきます。 最初から最後までネタバレの嵐だぜ!
(一晩寝かせて、読み直してみて、以下の感想のあまりの痛々しさに削除しかけたけど、うちがイタイやら頭沸いてるのは皆さんもうご承知だと思うので、あきらめて恥を晒します)
まずは本編の前にモモキバ。 二度目となるとそれほどのショウゲキは受けない。某氏のカツラも二回目だしな。 でもキンちゃんそのヅラ似合ってる……。 で、そーか、キバットは赤ん坊の渡に一目惚れか。ハート飛ばしちゃったのか。
さて何から話そうか。
電キバとはいうものの、内容の比率は電王9:キバ1……っていうか、はっきり言ってゲスト扱い。 変身後アクションシーンだと比率上がって3くらいかな。大画面のドランちゃんは迫力あった。
内容は最終回の続きというよりは、本編の真ん中くらいをベースにしたセルフパロディってところでしょうか。いや、タロスズは実体化してたけど。 設定的におかしなところ有り過ぎなので、はなから突っ込む気にもなりません。 楽しくて馬鹿馬鹿しくてちょっとほろりとする、イッツ電王テイスト。
はじめの変身シーンで、いきなり涙ぐみかけてる自分にびっくりした。 電王の新作が見られるということが、こんなに嬉しいとは思ってなかった。 終了から3ヶ月近く、寂しいなんて自覚してなかったのに。 男臭いOPを見ながら自分の感情を持て余していた。 ここしばらく、なかば意図的に電王のことは考えないようにしてきて……
ああ、どうも自分の中のこのグチャグチャを吐き出さないと文がまるで先に続かない。
ちょっとぶっちゃけちゃうけど。 番組が終わって、それまでの人気の反動のように強く吹いた逆風に、正直ベコベコになっていた。 電王厨のそしりを少しでも免れようと、キバの感想に電王の話題を持ち出すのは極力避けてきたつもり。 エイベ商法にもげんなりしていて。 いつのまにかかなりストレス溜まっていたみたい。 でも、ああ、やっぱり電王好きだなって。 周囲がどうであれ、作品はやっぱり好きだ。 見ていて口元がほころんでしまう。
BGMも懐かしかったな〜。 新しい曲もあったみたいだけど、後でサントラ出すかしら? ダブアククライマックスのボーナストラック全部収録したりしてね。
各キャラの歌がかかるとそのたび感動してたりして(笑)
映画だと思うと大人の事情が残念な部分もあるけど(ファンガイアとかファンガイアとか)、本編直後に撮った番外ビデオだと思えばかなり頑張ってるな〜。 デカ部屋とか(笑) あれちゃんと揺れてたから、食堂車改装したんだろうか。そう思うと広すぎる気もするし、机と椅子ギュウギュウ押し込めばあのスペースにも入るような気もするし。 ナオミちゃんのカウンターとメニューは残ってた(笑)
今回のメインゲストな鈴木刑事がタロスたちを怖がってたのが新鮮だった。こちとらもう見慣れちゃっててさ〜、普通に個性的な顔立ちとしか思えなくって。
リュウタはやっぱりフリーダムだった。 指パッチンでいまだに呼びつけられるリュウタロスダンサーズ。 前の映画には出損ねたけれど、夏のトークショー、クラジャンPVときて、ついに映画ご登場ですよ。 まさかこんな長い期間付き合うことになるとは思ってなかっただろうな。 しかしブレイクダンスってやっぱり格闘技の一種と見ゆる。
監督とオーナーの人が悪ノリして凝りまくって撮ったという旗のシーン、あれは麻酔なのかどこかツボを押したのか……。
リュウタ、良かったね〜。 ほんとに良かったね。 逃げ出しちゃうところがなんかリアルで。 お姉ちゃんは何か気付いてたのかな。ときどき自分の前に現れてた良ちゃんと違う良ちゃんだって。 でもリュウタ、早めに食べてしまわないと悪くなる……。
番宣の時点で一部の方々の間で物議を醸していたM渡ですが。 ほんの一瞬でした。 しかも事故ですよ。不可抗力ですよ。 気にすることはないですよ、マドモアゼル。 しかし渡くんの色の白さが際だってましたな。良ちゃんがわりと地黒だから余計にね。
さてと、今回の悪人さんのネガタロスですが……正直何がやりたかったのかがさっぱりわかりません。 おそらく今回の映画の一番のウィークポイントはここだな。 なんかものすごく「悪の組織」にこだわってたのはわかるんだけど、具体的にどういう計画を立てていて、どういう準備をしていたのか、さっぱり描かれてません。 そこを突っ込んだら作品全体が崩壊しそうなのであえて見てる間は考えないようにしましたが。 ネガさんはいいとして、付き合ってひたすら中華の皿をつついていた用心棒(?)黒木さんの健康がいろんな面で心配です。 ネガさんの「括弧仮括弧閉じる」には笑わせていただきましたが。 ネガさんがやたらと角をいじるのがなんかやーらしく見えた私はけがれてるでしょうか。
デネブはオトン成分が若干多めだったと思います。ていうか、おっちゃんだった。
U侑斗は……頑張った。かなり頑張った。 よく女性相手に照れずにあそこまでした。えらい。 でも絶対心臓バクバクいってるだろうな〜……なんて心配しちゃうのはなぜ(苦笑) 顔立ちはすっごく綺麗なんだけど、溢れるエロさがちょっと足りないのが残念。
さすが金田監督、アクションシーンが半端ない。
K良のアクションがガッツリ見られて嬉しゅうございました。 適材適所? でもあの技はちょっと……イヤン。これがほんとの金星やじゃないですよ、キンちゃん。 で、顔面でパンチ受けまくるし。 どうやらK良になってる間はかなり硬くなっているみたいだけど、後で良ちゃんにダメージくるんじゃないかと心配です。
決戦前のデカ部屋のシーンがすごく好き。 おのおのがそれぞれ、すごく、らしい。 特に、手柄をたてるだけが云々という台詞は、これはキンちゃんじゃないと、としみじみと思った。 他にも、モモもウラもリュウタも良太郎も侑斗も、本当にみんな台詞も仕草も彼ららしくて。 みんなが敬礼してるときに一人そっぽを向く侑斗には、こっちがどういう顔して良いかわからなかった。
かなりの比重を持って描かれた決戦ですが。 電王勢揃いはもう使えないので交代制となるわけですが、その際のタロスたちの連携の良さというか仲良しっぷりに感慨深いものがありました。みんななんだよそのツーカーぶりは。 で、交代の際の一瞬のプラット状態の立ち姿だけで演じ分ける高岩さんは相変わらず神がかっていました。ガンフォームのやられっぷりは少年にしか見えないし。
で、これが伊藤さんの最後の勇姿なんだよね。 なんてことは一回目見てるときは話に夢中で忘れてて、2回目の時しみじみしてしまった。
で、小さくてもハナさん最強。 8歳の女の子にここまでやらせるか、という。 これはもう脱帽。
キバのバイクとデンバードだと前者のほうが轢かれたらダメージ大きそうだな。ていうかなんでナンバーがついてないんだ。(付いてるデンバードがおかしいのか)
ダブルライダーキックは、スローモーションが間抜けに見えてしまったことはちょっとナイショ。
キバさんどうやって追いかけただか。
音也パパは出てきただけでした。 宣伝文句、看板に偽りありだよね。キバファンの人は怒っていいと思う。
鈴木パパがライダー繋がりのキャストだと、知らない人も結構いたのかもしれない。お子さまも3年経つと層が入れ替わるから。
ラスト、侑斗ちょっと中の人の地が出かけてた?
エンディングで映るメイキングでまたちょっと泣きかけた。 なんだかこっちはこのまま電王がずっと続くような気になっているのに、画面の中ではキャストがみな泣いていて、ああ、クランクアップを迎えてるんだなって。 最終回の撮影から引き続きクラデカの撮影に入っているから、皆さんこれが実質の終わりなんだなって。 終わって欲しくない。
自分の中ではまだ終わってない。
電王が好きだ。 百回だって言う。 電王が好き。
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