++たらたら日記++

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スカパーでアニメetc

 いっとき宝の持ち腐れだったスカパーだったけど、ここにきてフル稼働。
 まずは夏恒例(らしい)アニマックスのアニメマラソンを、36時間も録れないので、いくつかピックアップして録画。
 時代劇専門チャンネルではNHK人形劇ライブラリーから、かろうじて残っている新八犬伝その他のお蔵出しと平家物語一挙放送。
 ファミリー劇場ではジュウレンジャーが始まり、このころはまったく戦隊とは無縁の限りだったので、後学のため録画。

 てなわけで、休みだしさあ見ようか、とテレビを点けたらコナンの一挙放送やっていたので思わず見てました。ええ、私の世代でコナンと言えば名探偵ではなく未来少年です。もう少し上の世代だとコナン・ザ・グレートという選択肢もありかもしれないが。
 モンスリー女史が今風の言葉で言うと見事なツンデレだ。コナンってばある意味すんごい女ったらし。かのフランスアニメ「王と鳥」を見た後では、地下街の描写にめちゃくちゃ影響受けているの丸わかり。しかし冒頭ナレーションで西暦2006年とか言ってて、再来年やん、とびっくりしてしまった。あのころ30年先の21世紀はまだ遠い未来のことだったんだよな〜。

 今年のアニメマラソンのテーマは東映アニメーション50年らしい。前に東京ムービー特集したときは第1話と最終回を各作品放送していたけど、今回は視聴者からの要望をアンケートで集めたらしい。
 で、本日まとめ見したのはゲゲゲの鬼太郎4作。60年代、70年代、80年代、90年代にそれぞれ放映されているんだよね。一度くらべてみたいと思っていたので良い機会。
 自分的には第2作がもろに世代。今回流していたのは「地相眼」という話だけど、これは覚えていないなあ。昔アニメージュでどういうわけかおおきく記事にしていたので、話は知っているけれど。冒頭に25年前の終戦直後とか出てきてびっくりだ。何というかシュールな話だった。独自のことわりを持つ魑魅魍魎の世界と、そこに入り込み罪を犯した人間。その報いは本人ではなくその息子に降りかかり、人の世に失望を抱いていた息子はそれを諾として受け入れる。鬼太郎達はそれをどうすることもできず、せめて父子の最後の対面を果たさせるだけ。学生運動とかノンポリとか出てきて時代を感じたけれども、ただ経済上の勝ち負けだけを問う日本人、とか言われると、当時と何が変わったのかという気になってしまった。魑魅魍魎たちの使いの大ミミズの声が妙にカッコイイと思ったら野田圭一さんだったよ、うわお。
 
 第1作はね〜さすがに記憶がない。一応生まれてはいたけれどまだ家にテレビがなかったかも。今回OPとか見てもひたすら目新しい。
 えーと、まだかなり使用セル枚数が少ないって感じです。
 で、鬼太郎たちが実にあっけらかんと正義の味方をしていたのでびっくりだ。ネズミ男も小悪党じゃなかったし。
 しかし妖怪血液銀行って一体(汗)

 第3作は、見ていなかったんだけど……そうねえ、東映まんが祭りで劇場版を見た覚えがある。えーと、その、なんだ、ほら、キャプつばなんかにはまったりなんかしていたもんだからさ、恥をこらえてお子さまに混じった大学生の頃。で、ちゃっかり同時上映のキン肉マンに転んだりしたり(遠い目)
 まあその時の印象としては、やたら妖怪と人間の共存とか唱えたり、人間の女の子に鼻の下伸ばしていたり、こんな軟派な鬼太郎いやだ〜と思ったものだが。
 今回見て思ったのは、やっぱり絵柄に時代の色が濃く反映しているな、ということ。女の子の描き方がね、いかにも「きゃぴるんっ」ていうか。軽く肩をすくめ肘をしぼりつつ手を軽く握るも小指だけ微妙に上がり気味で小首をかしげまばたき一つ。この今や死語となったブリッコを十になろうかなるまいかという女の子にされてしまうとちょっと引く。
 描線の柔らかさや動きの緩急アンドなめらかさは見事なものだと思うんだけどね。あのころのアニメの。

 第4作は、2、3回はテレビで見たかな? だいぶ先祖返りしているというか、妖怪は妖怪、人は人という立場に好印象を持ったものです。最近のような気がしてたけどもう十年経ってるのね。
 で、今回流れたのはかの京極夏彦氏が脚本&声の出演した回。いやはや、当時はなんとか見られないものかと探してみたけどビデオはレンタルオンリーで近くには置いていなくて。そうこうするうちに巷説百物語のドラマ&アニメで京極氏出まくりで好奇心も収まったのですっかり忘れておりましたが。ていうか最近、氏の作品も読まなくなっちゃったし。
 うん、まあ、出るだけのことはあると思います。口跡がすごく綺麗だし。アニメ的な演技で。良くも悪くもアニメの声というのは普通の芝居よりテンション高くないといけないと思うのです。ドラマに出ている人がアニメに出演すると妙に地味〜というかメリハリなくなってしまうこと多いですよね。だから、役柄もあって大仰なくらいで丁度良かったと思います。しかしもろアニメ版京極堂なキャラでしたこと。

 あとですね〜、妖怪から離れまして。大空魔竜ガイキングも見ました。今放映しているやつじゃなくて、昔のほう。
 これって東映初のオリジナルロボットアニメなんですってね。意外。これより前のあまたある作品は一応みんな原作付きという扱いになるわけですか。
 まあ、なんというか、かなり斬新というか、あまり他に例を見ない部分の多いロボットアニメだった気がする。とりあえず合体ロボットよりも戦艦のほうが目立っているってのも珍しかろう。ボリューションプロテクトやらジャイアントカッターやら、戦艦独自の技のほうが記憶に残ってる。あと、キャラの多さ。
 今回流れたのは月面での攻防。なんつうかピンチで煮詰まったからと言って意味もなくわざわざ宇宙服を着て外ぶらついて、敵巨大ロボットに腰の銃一丁向けてぶっ放す人呼んで天才科学者に苦笑い。吹っ飛ばされた余録でちゃっかり機体修理に必要な鉱石ゲットするし。それでも好きだ、サコン(笑)
2006年08月23日(水) (日記)

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