16日のことその2。 上映会が終わったあと、四条のシネコンへ。道々やたらと人が多かったのはもちろんお盆休みということもあるのでしょうが、京都は五山の送り火の日で、浴衣の人もけっこう見ました。 適当に行ったわりに良い具合に次の上映が控えていた劇場版カブト&ボウケン。 去年は大きなシアターに自分一人という経験をしましたが、今年は小さめなシアター。去年は9月からだったから、シネコン全体でかける映画が少なめだったんだろう、うん。親子連れ十組ほどだったでしょうか。そういえば大きいお友だちは今年は見かけなかったなあ。 まずはボウケン。 悪くなかったんじゃないかなと思います。 少なくとも自分は結構画面に引き込まれていましたね。 内容を真面目に捉えようとすると多分いろいろ突っ込むべきところはあるんだろうと思うんですけど……。 ええと、これを言うと多くの人を怒らせてしまうかもしれないんですが、自分はある時点からボウケンのストーリーとか設定とかそういうことに期待をするのをやめてしまっておりまして。基本的に自分には合わない……というか、多くのファンと捉え方が真逆すぎるというのが自分にとっての前提で。 話に期待することをあきらめてから、かえってぽつぽつと楽しみを拾い上げることができるようになった気がします。 だからこの劇場版も、もしかすると話としてはアレなのかもしれないけれど、そういうのよくわかんなくて、単純に「あ〜CGいっぱいだ」とか「変身シーン新撮だ〜」とか喜んでました。 ai川さんって父子の確執好きよねえとかは思いましたが。 虫ダメなさくら姐さんはかわいかった。 銀の人はそらあ、撮影しんどくなかったって言うわなあ。ほとんど別行動というか出番無しで、きついことな〜んもしてないもんなあ。 そういえばさくらさんの中の人が大きな火を使うところが風が来て熱かったって言っていたっけ。 とりあえず、チーフのお尻はお子さまに受けてましたよ、と。 細かいとこすっ飛ばしてぽんぽんぽーんと運んできてどわーっと戦闘に持ち込んだリズムはよかったんじゃないかと思うんですよ、マジメな話。ロボ戦のところで、隣のお子さんも後ろのお子さんも、身を乗り出して食い入るように見入っていましたからね。
カブトは先日も告白したとおり本編を見ていないのですが、ライダー映画はいつもパラレルなので見ていなくてもあまり関係ないかな〜と思って一応見ました。 でもやっぱり基礎知識皆無で見るのには無理がありました。 ……それにしても、この映画、おおもとの設定からしてパラレルだったですよねえ。龍騎もφ’sもぶれいども響鬼もパラレルではあったけれども、8月くらいまでの本編の設定は一応引き継いで、そのうえでのもう一つの世界だったのですが……。お子さまはすんなり入って行けたのでしょうか。 それから、これを言うと野暮そのものなんだけれど……SF的な部分としてはかなり粗があるんじゃなかろうかと。いや自分は全然知識がないから突っ込めないんだけど。(少なくとも彗星と水星を聞き間違えるアホに突っ込む権利はない)
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