そろそろ歩いて通勤するのが辛くなってきたな〜。職場に着く頃には汗でべとべと。 んで。 半時間ほど歩いている間に、なにゆえかチビ高丘映士の妄想がごーんと降ってきた。 まともにSSにしてアップするつもりはないので、とりあえずあらすじだけ覚え書き。 つまんないし、ボウケン全然関係ないし、萌え要素も無いです念のため。
とある田舎町の小学校。中学年のクラスに転校生がやってきた。 「お父さんの仕事の都合で転校してきた高丘映士くんです」と担任に紹介された少年は、女子生徒たちが隣と思わずひそひそ話する程度に美形だったが、それ以上に無造作に肩の辺りまで伸びた髪が目を引いた。 休み時間、映士少年は級友から質問攻めにあうが、全体にぶっきらぼうな答えしか返さず、髪については「親父が伸ばせと言った」とだけ。 さっそく映士少年の家へ男子生徒の一部が押しかけようとしたが、そこは町で一番の安アパートで、「親父の仕事道具が置いてあるから中に入れられない」とのこと。母親については「いない」 というわけで、しばらくクラスで浮き気味だった映士少年だが、ある日、男子生徒の間ではやっていたカードゲームに飛び入り参加し、連戦連勝。彼は高得点になるレアカードを多数保有していたのだ。たちまちローカルルールが改正されて、一組のデッキに使用できるレアカードの数が制限されたが、映士少年はなかなか強く、一目置かれる存在になる。 ところが、あるとき映士少年のカードが丸ごと紛失する。まもなくある生徒がゲームで使ったカードが映士のレアと同じで、問いつめると「証拠があるのか、カードに自分の名前を書いてるのか」と反論。つかみ合いのケンカになりかかる。 それからしばらく休み時間は傍観者の映士少年。せめて基本セットを買えば、という周囲に、親父から金をもらえないと答える。またまたローカルルールが改正されて、映士は厚紙にデータを書いた手作りカードで参戦可能になる。やりとりしたカードは本物が見つかったときに取り替える決まりだったが、その機会は訪れなかった。 父の仕事の都合でまた転校することになった映士少年。 出発の朝、郵便受けに二つの包みが入っていた。 汽車の中で包みを開ける映士。一つは新品のカードセット。一つはなくした彼のカード一組。その中には彼の知らないカードが3枚増えていた。
……こんな感じで。 半時間歩いてる間に降ってきまして。 降ってくるから理屈じゃないんですよね。高丘が何歳か知らないけど、そもそも彼の子どもの頃はまだカードゲーム流行ってなかった気もするし。 髪を伸ばしてるのは「霊力を増幅するため」(by蒼龍さん@地獄堂霊界通信) さすらう高丘親子のビジュアルイメージは映画版砂の器でござんす。 お目汚し失礼しました。
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