例によってレポにもならない、個人的な垂れ流しです。
20日金曜日。休みを取ったはずなのに、どうしても抜けられない研修で午前中拘束され、出発したのは12時半。 この時期の京都駅は修学旅行生でごった返している。 現地到着したのはペアとアイスダンスの間の休憩時間。プレゼント預けたりなんなりしている間に時間が無くなり、着席して眼鏡を度の強いものに掛け替えた瞬間にリード姉弟の演技が始まった。 観客のうちどれだけクリスの足のことを知っているのかわからないけれど、反応はとても温かかったと思う。 自分はもう、要素ひとつひとつに「ああああああああ」てなってて、まあそれもある意味相当失礼な話なんだけど、とにかく無事に終わるようにと思ってた。 しっかりと、きちんと、見事に滑り終えたクリスに拍手。 リンクからはけるときにキャシーの肩を借り、その後も人の肩を借りていたクリスが痛々しかった。
自分の席はかなりギリギリで購入したせいかあまりよろしくなく、一応ジャッジサイドだけど、ロングサイドとショートサイドの境目で、キスクラをほぼ真横から見る位置。カナダと日本のキスクラが壁に隠れてほとんど見えなかったのが残念です。でもほぼ見えなくてもカナダのキスクラのみ静かだったのはわかりました。ロシアチームは前日はかなり静かだったらしいけれど、この日は鳴り物も持ち込んで、にぎにぎしくやっておりました。
ロシアのイリニフ・カツラホフ組。 女性の衣装が素敵!とても情熱的に盛り上がるアベマリア。ストーリーを感じるプロです。
イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組。 道。そういえばイタリア映画だっけ。映画のストーリーを考えると、男女二人で演じることが非常に似つかわしいよね。いや、見たことはないけどあれだけ有名だと一応一通り筋は頭に入ってるですよ。楽しげな動きと底を流れる切なさと。
イタリアキスクラはいつでも賑やか。カラフルなカツラを着けてめちゃくちゃ盛り上がってます。眼鏡にフェイスペイントのコストナー嬢がかわいいことこのうえなし。 そしてフランスキスクラはもう何と言っていいか。ペシャブル組を待ち迎えるのにみんなでトイレットペーパー体に巻き付けてるし。ジュベールさんがまたやたら似合ってるし。 アメリカチームやロシアチームは男子シングル選手の姿はすでになく、イタリア男子もアイスダンス途中で抜けていったのに(すぐ前をバッキーニとコンテさんが歩いていくのが見えた)、ジュベールさんとアモディオがいつまでもキスクラで応援続けていたので、準備大丈夫なのかと心配になりましたよ。 ちなみに、自分の席からはキスクラの後ろのロビーが丸見えで、地上ジャンプを繰り返すバッキーニとリズミカルに足上げしているコンテさんがばっちり拝めました。
アイスダンス第2グループの6分間練習を見ながら、あー、世界選手権金銀銅カップルがこの場に揃ってるんだなあ、なんかものすごい豪華だなあ、とか思っていました。 テサモエもメリチャリもほとんど男女一緒に滑っていたのに、ペシャブルはほとんどの時間分かれてバラバラに動いていましたね。
フランス、ペシャラ・ブルザ組。 ミイラプロきたー。二人ともなんというか、とても格好良かった。迫力があった。リンクが狭く感じたし、時間もあっという間だった。 キスクラで謎の組体操。女子二人が下ってどういうこと。そりゃアモは軽いかもだけど。 後ろにひっくり返りかけたペシャラさんの太ももをブルザがぺちんとしていてうらやま……いやいや。
カナダ、ヴァーチュー・モイヤ組。 古き良き映画なプロ。テレビで見て早回しじゃないのこれ、とびびったものだけど、生で見てもすさまじいスピード感。特にリフトでポジション変えていくのがすごすぎる。 さすがに中央キスクラではテンション上げてるカナダチーム。国旗しか持ち込んでないけど。私服で首元にふんわりショール遣いのファヌフさんがとても柔らかい感じでお綺麗でした。
アメリカ、デイビス・ホワイト組。 演技が始まる前にアメリカチームがドンドンパン、ドンドンパン、と足踏みならし手を叩き、つい後ろに「ウィーウィール、ウィーウィール、ロッキュー!」と続けたくなる(笑) 燕尾服と素敵ドレスでまさしく氷の上のダンス。メリチャリ生で見るの2回目だけどやっぱり動きの合わせかた半端無い。
ていうか、アイスダンスどの組もほぼノーミスの素敵演技でしたよ。なんかもう眼福としか言いようがない。
アイスダンスが終わって、男子までの製氷時間、まずは始まったゴーちゃんオンアイスを、トラン君とラコステさんが並んで仲良く見ていたです。噂には聞いていたけど。テレビで見るラコステさんはちょっと表情が怖い印象があったけど、トラン君の横にいるときは可愛らしいお嬢さんでした。
長くなりそうなので、男子シングルはまた後で。
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