うちのダンナはドラマ大好きっ子だが、自分はそれほどでもない。ゆえにダンナは休日にせっせと一人で録画を消費しているが、私が興味を持ちそうなものだけ一緒に見るようにしている。(一週間に一時間ほどしか時間が取れないが) 最近見ていたのはWOWOWのドラマ「パンドラ3」 私は1,2は見ていないけどストーリーはそれぞれ別物らしいので問題なし。
一言で言えば、豪華出演者競演によるハッタリの効いたドラマってところ。 連ドラの主演張れそうな役者さんがぞろりと顔を揃えている。 主役級の登場人物が複数出てきて、それぞれの立場から物語の流れに加わるから、世界が多層的かつ幅が広がる反面、充分掘り下げられていない人物も出てきてる感じ。山本耕史さんの新聞記者とか。 まあ、とりあえず、一番のメインキャラである官房長官を演じる内野聖陽がうますぎる。 政治家としては神経細すぎて自殺未遂を繰り返していたのを、元親友の科学者に脳内物質の分泌量を変える処置を施してもらって、超ポジティブに変貌するんだけど、ビフォーアフターの差がすごすぎる。だんだんと狂気の淵にはまっていく様子は直視に耐えない恐ろしさ。 で、その科学者、江口洋介さん演じる鈴木先生はツンデレだな、うん。 最初ひねたことばかり言ってたのに、ラスト2話あたりの官房長官大好きっぷりはどうしたことか。見てるほうが照れるわ。 正直、愛国とか憂国とか言葉だけで扱われると、大味だなという気もしなくもないけど、内野さんの演技でぜんぶ文句はチャラですよ。 我が家的に内野さんの出るドラマに外れ無し、という認識があり、今回も面白く見させていただきました。 さーて、次は溜まってる相棒を消化すべし。
|