長月十九日。幻魔将様の御誕生日に開催されたトルーパー魔将オンリーに参加してきました。 いいイベントでした。 主催者様、スタッフの皆様にお礼申し上げます。 お疲れ様でした。
前日、仕事帰ってきてからもたもたと用意して、1時間ほどしか寝ていない状態で出発。 丁度受付開始時刻に会場到着。 準備と言ってとりたててすることもないけど、スペース(机半分)に持参した和紙を敷く。布代わりにと思って買ったんだけどサイズピッタリ。 配置は一番隅っこだったのですが、トルーパー公式グッズの閲覧場所が向かいだったので、人はけっこう来てくれました。(貼られていたポスターが何度も落ちてそのたび苦笑いしたのはまた別の話)
スペースのお隣は、20年ばかり前の魔将オンリーで本を買わせていただいて、お茶会で声をかけさせていただいたことのあるサークルさんだったので、個人的にとても嬉しかったです。無論あちらはこっちのことはご存じないでしょうが。関西の方なので、楽なノリで時間中お付き合いいただきました。
即売会はまったりと良い雰囲気でした。 トルーパー自体が20年以上経ってるジャンルですが、その中でも魔将ファンは全盛時からある程度人生経験のある方々が多かった印象があり(上記のオンリーで「20代後半です」とか「30です」という方がちらほらいらっしゃいました)、サークルさんも一般参加の方も皆さん落ち着いた大人の方でした。で、あちこちで「お久しぶりです」の挨拶が(^^)
パンフレットに掲載されていたサークル申し込み時のアンケートで、「もし今トルーパーがリメイクされたら魔将はどうなる」という設問に、絵柄がスマートになって朱天の三つ叉眉やアヌビスのボサボサ眉が細くなるという答が複数あって大笑い。ゴツい魔将だからこそ好きなので昭和で良かった。
さて。 結論から言うと、用意した10部は開始1時間半で完売しました。 装丁を完全な和本スタイルにしたことで目にとめていただけたようです。本文用紙もごく薄手のしなやかで腰のある和紙にしました。 本当は四魔将のイメージカラー(朱、紫、緑、黒)各2冊で8冊用意してたのですが、念のため(というか練習用に)作った桜色を見本として内容も帯に書いて置いておいたのも良かったみたいです。見本もすっぱりと捌けてしまいました。(最初少し厚めの紙で試作したのを紙換えしておいて良かった) もしもう少し用意しておけば出たのかもしれないけど、しかたありませんね。 参加決めたのも創作追加したのも版下作ったのもギリギリでしたから。(それにジャンル初参加なら10部持参が妥当だという情報聞いてたので)
会場にはコスプレ四魔将様(男性)がいらっしゃいました。主催側で依頼されたようです。即売会後の幻魔将様御誕生日会(という名のお茶会)で、いろいろ無茶振りされては頑張って応えておられました。華やかな縮緬の共布を、幻様は帯、鬼様は伊達襟、毒様は襟巻き、闇様は襷にと使い分けていたのがすごくオシャレでした。(闇様は特に雰囲気ばっちりでした)
お茶会は魔将豆知識クイズ大会(賞品有り)で、なかなかコアな設問が。楽しすぎました。
終了後、参加者からの「楽しかったです」の声に「寝ないで頑張った甲斐がありました」と主催者様。 ちょっとした小道具や設営まで心配りというか愛に溢れた、ほんとうに素敵なイベントでした。 参加できて本当によかったです。
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