本日2つめの記事。
初回2時間SPということで、今頃やっと視聴。 ドラマ独自の設定がだいぶくっついている模様。 恋人さんのくだりとか丸っぽ。 原作の1巻目を読んだのはもうずいぶん前の話でよく覚えていなくて、胎児のような腫瘍とか謎の男とか、自分は腫瘍が仁先生自身じゃなかろうかと思ったんだけどなあ、とつぶやくと、ダンナが「そもそもあの辺のシーンは4ページほどで片付けられていただろう」と。そうだっけ? なおかつダンナの曰く、「もとかちゃん(原作者)がちゃんと考えてるか〜?ってとこ拘ってもなあ」 ……まあ、ね。 原作じゃあ歴史改変が重なりまくって既にパラレル幕末になってる状態で、作者が歴史を動かす楽しさにはまってしまって、連載開始当初の着陸点は忘れ去られてる状態じゃなかろうか、というのが以前からの我ら夫婦の認識でございます。
まあ、それはともかく。 何年も(劇中でも)長々と経過している原作と違って、1クールで収めるべく、ドラマ独自の着陸点を設定しているようで、先が読めずに楽しめそうです。 最初ドラマ化の話を聞いたときは、ああまたネタ切れテレビ局による連載途中マンガの半端で無駄な消費かよ、と溜息をついたのですが、これはかなり本気で作ってる感じ。 面白うございました。
ぶっちゃけ、大沢たかおは原作のお髭のよく似合う仁先生とはまったく似ていないんだけど、この物語のこの役柄ならぴったんこだと思うのです。(原作の先生はよく言えば動じない、悪く言えば鈍い。で、常に前向きかつ隠れ熱血) 前半のやたら女々しい部分はさておき、タイムスリップしてからの、なにはともあれ目の前の患者に取り組む表情の鋭さは、とても魅力的でした。
最初の患者の兄ちゃんは、ある意味「ほかの患者より幸運だな」とダンナ。まだ麻酔とか一式揃ってる時点だもんね。 栄奥様の反応が、江戸時代の武家の妻女として実にまっとう。 価値観や常識の違いがいちいち微妙なおかしさを生んでいました。 しかし、あれがなければこれ、ともの捜しをする先生は順応力が高い。 で、咲さんはやっぱり男前っす。 あの馬に蹴られた女の人を手術するとき、咲さんが患者を押さえ込んで、お医者が子どもを見てるってそれ役割逆じゃないのか〜。
小日向さんが出てきたとき、えらく豪華なちょい役だなあとびっくりしたのだけれど、勝麟太郎だったのね、納得。 で、龍馬さんの名前出すまでひっぱるひっぱる(笑) なんかこのドラマだと初めの怪我人はあきらかに龍馬さんみたいだなあ。 で、死ぬな死ぬな違います違いますのジタバタを見て「(龍馬の中の人)絶対楽しんで演ってるな」と笑うダンナだった。 とりあえず、次回も楽しみだ。って、いつ見よう。
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