たまたまテレビの番組表見てて、あれ、Wowowでもう鴨川ホルモーやるんだ、ずいぶん早いな、と思ったら舞台版でした。 休みなんで通して見ちゃった。 同じ原作で同じ設定のはずなのに、映画版とはまた味わいの違う作品になっていました。 映画はとにかく良い意味で「アホ」(関西では誉め言葉)だったけど、舞台版はもう少し甘酸っぱい青春群像劇。 原作は知らないけど、映画ではただ出てるだけだった脇キャラ一人一人にもちゃんと見せ場が与えられていました。 「オニ」を見せる見せないと、京都中走り回るか否かという違いが大きい気がする。 映画では全員標準語だったけど、舞台では関西弁が混じるのもまた雰囲気が変わる。 舞台ではほぼ主人公たちのたまり場のお好み焼き屋の場面しかないんだけど、あの若者がわちゃわちゃほたえる感じとか、小汚い裏通りの雰囲気とか、やっぱり懐かしかった。 響鬼であきら役の秋山奈々ちゃんが凡ちゃん役で、ダサかわいかった。映画で最後小綺麗になっちゃったのが納得いかなかったので、最後まで眼鏡でよかった。 しかし吉田神社でのあの儀式を舞台でもやってしまうとは……。おもわずそこだけ繰り返して見てしまったわ(笑)
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