このあいだちょっぴり不安をもらしたというかぼやいた映画村オリジナルスペシャルショー「きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突!電王 VS信長」(あー長い)だけど、初日に行ってまいりました(笑) いや、10月以降はいろいろな事情で出歩けなくなってしまうんで。 えーと、先に結論だけ言ってしまうと、いつもの映画村のショーから逸脱したものではありませんでした。おもしろかったですよ、うん。今回最初から終わりまで敵さん&サブキャラの台詞含めてオール事前録音だったので、アドリブ入る振り幅がなかったですけど。デカvs新選組とかマジ&義経とかこういうかっちりした雰囲気だったな〜、ゲストの扱い方とかも含めて。ひさしぶりに扉のセットと照明フル使用した演出でした。唯一の難点は横のほうから見ると効果が激減することだな。
さて、以降はだらだらとレポにもならない駄文を連ねますよ。いつものことですが。 ねたばれ御免です。 読んでる人いるのだろうかという気もするが、本人の覚え書きなのでコレデイイノダ。
実は15日と17日の2回見に行ったんですよね。15日、あまりいい感じにビデオが撮れなくて(かなり斜交いになってしまって)、悩んだ末にリベンジしたんだけど、17日は思った以上に人が多くって、どうしてもフレームに人の頭がばっちり入ってしまって、あきませんでした。 まあ、あの台詞回しが収められただけでも良しとしなきゃいけないかな。冗談抜きで、本当の声の人が入れたんじゃなかろうかという気がひしひしと。だって東映お膝元だもん。前にヒーローコーナーの片隅のミニセットで、ボス本人の声が流れてたのにぶっ飛んだことあるからなあ。 いや、キンちゃんとかは明らかに別人だったんだけど。
さて。15日。 実は寝坊したので、太秦広隆寺の駅からつったかたーと走って5分前に飛び込む。 もうお姉さんの導入が始まっていた。 初日初回はまだなんとなく全体に固いような気がしましたね。懐紙もうまく飛ばなかったし。 そう、アックスフォーム登場したんですよ〜。 冒頭ちょっぴりだけだったけど。 ダイナミックチョップ見られて嬉しかった〜。 たとえ敵さんに受けとめられても。 せっかくのワイヤーがむしろ吹き飛ばされる描写のために効果的に使われていたとしても(泣)
今回の敵さん、大きな赤い目のイマジン(モチーフはもしかしてカマキリ?)が初っぱなMCのお姉さんをとっつかまえて願いを聞くのですが、お姉さんの願いが素敵な彼氏→ケーキお腹いっぱい→彼氏、と回ごとに変わってましたな。どっちにしてもイマジンに「つまらん」と一笑に付されるわけですが。他のショーでもなにかと参加するお姉さんグッジョブ。
まあ、この自称「王」(決して「気軽にキングと呼べ」と言ったわけではない)な赤い目のイマジンさんはどういうわけか契約しなくても「時の扉」を開ける能力を持っていて、電王に絡まれるこの時代は面倒くさい、と逃げかけるところをソードがむりやり引っ付いていき……。
ああ、今回も読む方とのお約束。以降、「モモ」と書きますが登場してたのは電王ソードフォームですのでよろしく。
無理に時の扉をくぐって過去に吹き飛ばされ、デンライナーの面々と連絡が取れず途方に暮れているモモ&良太郎(の声)に襲いかかる忍者軍団。……ここは映画村ですから。ていうか映画のあれを見た後だと全然違和感じゃない(笑) まあ、忍者達はくちぐちに「大きな赤い目」の異形の姿に変化する信長を討て、との殿の命だと。 で、殿こと明智光秀とのご対面で誤解も解け、光秀はモモに助っ人を依頼。「ここでは詳しい話はできない」のはわかるけど、なぜにモモを横抱きにして退場するですかニンジャーズ!?
今回の敵さんの契約者、信長様。足さばきがすごく貫禄があって雰囲気抜群。雑魚敵が髑髏面で、逆光でゆらゆらしてる様は、小さいお子さまじゃトラウマになるんじゃないかという怖さ。 あ、中央の通路横に座っていると電王たちがすぐそばを通ってくれるのですが、光秀さんがシュタタタと走る様子が現代人とは違う時代劇な走りだったので感心しましたよ。早い早い。
さて、モモと光秀さんが時の扉で元の時代にどうこうと話をしていると「その話は本当か?」と出てくる二つの影。赤く大きく光る目。すわイマジンかと斬りかかろうとすると「俺たちは敵ではない」と1号2号登場。……ああそういえば映画村HPでもポスターでも出ていたわねえ。協力を申し出る初代ライダーズにツンツン発動なモモ。なぜか握手求められてびびってるし。でも良ちゃんに自分たちが無理に扉をくぐったから時空に影響が出て巻き込まれたのかも、と説かれて拗ねつつ悩んでる姿がまた可愛い。
ここから先は……さすがにバラしすぎるのは良くないかな。 とりあえず、映画村ショーで触手プレイが見られるとは思わなかった(笑)
モモってあれで結構正統なヒーローだと思ってたけど、1号2号にくらべるとやっぱり斜に構えた今どきのって感じですね。 ていうか、1号さんたち自ら自分たちのこと正義の味方って言っちゃうんだ。(正確には微妙にニュアンス違いますが) うーん、時代、なのかな。 あの両手広げた動きも正統ヒーローっぽさなのかしら。一応リアルタイム世代なんだけど、殺陣の中身までは覚えてないよ。
モモの必殺技が「映画村スペシャルパート2」だったことに笑った。前回のオロCショーの時のもカウントに入ってるんだ。
さてさて、個人的にはショー本編に負けず劣らず楽しみなサイン会&写真撮影会。 このとき登場するのは……やっぱりアクションしていた人とは別の人みたい。 ショーのモモの人は(たぶん前回のオロCショーと一緒の人だろうけど)かなり小柄な印象で、後ろ姿の太ももや腰回りがスーツが余りまくってダブダブで、むしろお子さまリュウタを思わせる華奢っぷりなのですが、サイン会のモモはやっぱり細いのだけれどもう少し大人らしい体型でした。 そして、サイン会のときのヒーローさんもやっぱり素敵グッジョブなのでした。 グッズ販売に子どもを並ばせている間の小芝居が 1回目 モモがさっさとどっかり机の上に腰を下ろしてペンを振り振りしていると、ちょっと経ってから1号さん(たぶん)がやってきて、肩ポンポンしてモモを椅子に座らせる。 2回目 モモ、階段降りてずんずんと直進し、仕切りテープに突っ込みかける。で、机の上に座りかけると1号さん(たぶん……ごめん、私にはとっさに区別が付かない)が睨むので仕方なく椅子に座る。 3回目 モモ、仕切りに突っ込むとこまでは一緒だが、1号さんが腕持って引きずり、椅子をパンパンッと叩いて机じゃなくここに座れと促す。 ……と、まあ、連続して見たものだけが味わえる楽しいことをやらかしてくれていたのでした。
お子さまたちとしても満足なショーだったらしく、1号カッコよかった〜と叫びながら階段降りていく子とか微笑ましかったです。
さて、周辺事項。 行きの嵐電の中でやたらにぎやかなお嬢さん方の集団(うち二人ほどエクステ装着)がいらしてたのですが、2回目と3回目のショーで最前列ど真ん中に陣取っておられました。いや、そのへんは全然構わないのですが、開始前の場内でDouble-Actionが流れているときに、アックスフォームバージョンの前奏で「チョコレートロッテ〜」と合唱するのは勘弁していただきたかった。お子さまたちが何ごとかと思うじゃないですか。いや、誰に迷惑かけてるわけでもないからいいんだけど、とりあえず私が居たたまれない(苦笑) 毎回サイン買って握手したり、写真撮影で電王と肩組む、その若さがうらやましい。いやマジで。私もショーに行くたびに隣りに並びたい誘惑に駆られるけど、物事にはなにごとも限度というものがあるからなあ。
あ、お面の売れ行きは、この間の放送のせいかゼロノスが健闘していたような。あとはクライマックスフォーム。イマジンモモ面の子も。ゲキ組では新しい紫のばっかりでした。(単に新しいのばかりよくはけて、他のはもう以前買ったからという説もあるな)
予想以上に長くなっちゃったのでいったんアップしまーす。
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