本当のチラシの裏です。
発売直後に品切れになったはずの雑誌「FADER JAPAN 02号」がいつのまにか通販リンク復活していて、頼んだのが届いた。 会社の名前が「Pヴァインレコード」で、真四角の大きなケースで届いたので、荷を受け取ったダンナはLPレコードだと信じて疑わなかったそうだ。 綾野氏がらみで雑誌を取り寄せるのはこれで2回目だ。 いつのまにか取り上げられるメディアの方向性が自分の守備範囲からずれてきているので追いかけるのが大変。 今回の雑誌も半分以上が外人さんのお洒落なグラビアで、ファッションとかアーチストという単語が踊っている。 そして肝心の綾野氏のグラビアはモノクロでした(^^;; いやまあ、精密なエッチングのような趣で、それはそれで良かったんだけど。 しかし、綾野氏について語るときの日記のカテゴリをどうしようか。すでに「特撮雑談」の範囲を逸脱しているんだよね。ここ数ヶ月取り上げられてる雑誌とか特撮のとの字も関わりないもの。……ていうか、単館上映の新人監督映画を取り上げる雑誌が意外と多いことに驚いた。 同じ話題が5回以上上がるときはカテゴリを独立させるのが自分なりの基準なんだけど……。さてどうしよう。
mr.aのCDはさっそくiPodに落として聞いている。途中で寝てしまうけど。 思った以上に楽曲は好みだし、演奏のレベルも高い。 ただ、肝心のボーカルが、表現しようとしていることに対して追いついていない。 普通の平易な流行り歌を歌う分には十二分なレベルだと思うのだけれど……。ひどく複雑で繊細なメロディで、裏声を駆使して震えるような情感を描き出そうとしてるのはわかるんだけど……声量が足りないというか不安定というか、この同じ曲を別の人が歌えばどれだけ凄くなるだろうと思わずにはいられない。 それでもそのうち耳馴染んでくれば、その曲にその声で慣れるのだろうか。
……いや、もうすでに馴染みつつあるのだろう。 頭の隅に、あの揺らぐ、揺らぐ声の欠片が、ゆるやかに巡っていて、さわりと胸の中を逆立て、背筋を波が駆け上がっていく。 落ち着かない……安心して身を浸しきれない……ゆえに、胸を離れない。
しかし……。 私がこうやって綾野氏綾野氏と騒いで、困惑している人がほとんどだろう。 ファイズを見ていた人でなければ綾野氏の顔をまったく知らないだろうし……。そのファイズの中でも目深な帽子や髪でかなり顔が隠れていたものね。台詞も極端に少なかったし。私がここで何をどう叫んでも、具体的なイメージが浮かばずにいる人ばかりでしょうね。 だからいっそ気楽に、自分的に普段ありえないくらい、想いを叫びまくっているんだけど。なまじ把握されると恥ずかしいから、どうか風のようにスルーして欲しいです。
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