サブタイトル「PURE BATTLE」
あまり多く語ることはないです。 ずっと、いろいろな意味で不遇だったジャークムーンが、やっと……やっとあるべきところへ戻って、よかったと思う。
前回の対決のときには剣二の気持ちを尊重していた不動さんが、今回指令と一緒に過保護モード発動させていたのはちょっと納得いかないけど。 剣二と鈴ちゃんとの関係性にも重きを置いた話となっているからしょうがないのかな。 受付での婦警コンビと鈴ちゃんのやりとりって17話のエンディングに出てきていたよね。リュウケンにしかできない技だわな。しかし君らどこの小学生。 鈴ちゃんのお兄さんが再登場するとは思ってなかったです。よく都合が合ったな役者さん。 しげるママに似た人がメロドラマ映画に出てたような気がするんですけど(笑)
前の対決が綺麗に終わっていたから今度はどうかなと思ってたんだけど、過剰な演出は入れずに淡々と剣技の応酬を描いていたのがよかったです。 邪悪月が最後に口にした「宿命」がどういうものだったのか、もっと以前から描写されていれば、と口惜しい思いをせずにはいられないけれど。 それでも、どこか幸せそうな邪悪月を見て、よかったねえ、と思う。 生まれ変わったら、今度は剣二の「仲間」になりたいのだろうか。人としての「宿敵」でありたいのだろうか。 魂の、やすらかならんことを。
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