++たらたら日記++

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セイザーX最終回

 いつもなら土曜のうちに仕事から帰ってきてから見るんだけど、絶対泣くから恥ずかしいから、一人で見る。
 大団円。
 前半はずっと心臓がドキドキいっている。ほんとこの番組は脳味噌でも腹でもなくダイレクトに心臓に来る。ハートが心臓にあるということを信じそうになる。
 いざ敵に突入という緊迫時に「X装着」して笑いを取るブレアード。まったくこの人は。
 なんと、1話と6話に出てきた兄弟が再登場! 相変わらず身も蓋もなく応援しまくりなのね〜。弟くんが「ずっと信じてた」というのを兄ちゃんがじっと見つめるのが1話の裏返しだなあ。
 vsブラックライオというかネオデスカルはわりとあっさり済みましたな。まあその「先」が今回のメインだし。ライオン1がたっくんをきっと助けるって信じてた。
 コスモカプセルが自らを消滅させることはないと予測はしてたけどね。いかなる創造物も自己の存在の消滅はプログラムされてないだろう。
 なんかいろいろ融通利かせていたコスモカプセルだったけど、シャーク隊長はやっぱり消えるのね。なんか画面の扱いがグローザさんの時とえらく違うような。
 未来のどこかでトビーはどういうふうに生きているんだろう。隊長やアドのことを覚えているんだろうか。
 後半はそれぞれがそれぞれの場所へ。
 なんか深く考えると首をひねってしまうところも多々あるのですが、まあそこはコスモカプセルが融通利かせたということで。
 三将軍は宇宙へ。ブレアードの一世一代のカッコイイ台詞は聞き損ねたけれど、気持ちはたぶんみんなに伝わっているから。同じ時代に生きているんだから、たっくんとも会おうと思えば会えるよね。
 ゴルド・パトラ夫妻はたぶん二人のふるさとの星へ。なんかリヤカー式の屋台引いているゴルドさんがありありと目に浮かぶのですが。(片道切符の任務に志願したあたり、ゴルドさんほんとは奥さんから逃げ出したかったんじゃないかという気もしなくもないけれど、この戦いで夫婦仲もさらに強まったということで(笑))
 ケインはかあちゃんと弟妹の待つ我が家へ。がんばれ長男。アイン・ツバインも一緒。アイン・ツバインってばそれぞれ専用のお風呂用タオルを用意してもらってたのかしら。二人のいた場所にタオルがちょこんと残っているあたりが妙にリアル。
 アドはこの時代の自分の星へ。このあたりが単純な「なかったこと」じゃなくて、コスモカプセルの恣意が働いている点みたいですな。どこかの超大国を思わせるビヨード星を変える一滴のしずくになるために。……この物語はもちろんたっくんの成長ストーリーなんだけど、一番変わったというか成長したのは実はアドじゃないかと思う。最後に拓人に向けた顔は実に情のある、いい表情だったよ。
 で、てっきりレミーは本来の時系列に置かれるかと思ったんだけど、それは無しなのね。戻しちゃったらもう今はオバちゃん……ていうかその前に生きてないし。
 G2まで残っているのが微妙に納得いかないけど。まあ彼はレミーとペアということで。
 たっくんは当初の希望通り、父親のいるイギリスへ。レミーはなんでバイトしているんだろ。お金を貯めてなにかしたいことがあるのかな。たっくんとレミーの会話は恋人同士というよりむしろ夫婦のようでしたよ。家を頼むぞって。
 ラストは一つ一つコスモカプセルを手にした登場人物達。アドてばきっとすると思たけどやっぱしたよチッス。
 泣いたけど、思ったほどブワーッとは来なかった。もっとどーんと感動するかと思ったけど淡々と終わった感じ。でもこうやってひとつひとつ書いているとじわじわと胸があったかくなってくる。あまり泣かなかったのは、みんな自分の場所でしっかり生きてるって信じているから。離ればなれでも心が繋がっていることを知っているから。
 見られてよかった。みんなに会えてよかった。
 そして、全国のちびっこたちへ。未来はきみたちのものだ。
2006年07月02日(日) (特撮::番組感想::セイザーX)

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