朝ドラ「カーネーション」の周防龍一役がお茶の間の注目を大いに浴びている今日この頃。 「この役者さん誰!?」と検索をかけて、「えー、ロン毛? なんか違う……」とか戸惑っている方々や、今まで「『Mother』の虐待男」or「『セカンドバージン』のダメ息子」のイメージしかなかった、と言われる方々ばかりという状況がなにやら歯がゆく。 Wikiや公式のバイオグラフィーだけではわからない部分を世間様に伝えたいな〜と思って、自分の脳内を吐き出すことにしました。 この日記、PC版は検索避けしてるけど、携帯版のほうならいつかぐぐるさんが拾ってくれるでしょう。誰かの目にとまればいいな。
まずはデビュー作、仮面ライダー555(ファイズ)(1993年)のスパイダーオルフェノク・澤田亜希役。26話から出演。40話退場。綾野氏当時21歳。 初めて見たとき、その前の回を見逃していたので、もひとつ前の回で触れられていた女性キャラが出てきたんだと思い込んでしまった(笑) 怪人となってしまった自分の体に従い、人の心を捨てて生きようとする、主人公とはネガとポジの関係にあたる役柄。 光や水に溶けてしまいそうな儚い雰囲気に目を離せずにいた。ずっと暗く重々しい表情だったのに、回想シーンでのヒマワリの花のような笑顔に度肝を抜かれたものだ。 ご新規綾野ファンの中には澤田登場の回だけ見ようという人もいるかもしれないけど、ファイズは平成仮面ライダーのなかでも指折りの、昼ドラ並みの人間関係の複雑さを誇るので、最初から通して視聴することをお薦めします。(個人的には澤田は出ないけど劇場版が好き)
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